長い受験生活の中では、ヤル気の出る日、出ない日があるもの。
しかし、その日の気分に左右されることなく、日々の習慣として勉強を続けよう。
それができれば自ずと合格につながる。
年も改まり、新年の誓いを述べたり、今年の抱負をたてた方も多いであろう。
お正月の時期に、有名芸能人が資格取得に向けて頑張ろうというコマーシャルもよく目にすると思う。
しかし、ヤル気が起きたから勉強するということは、逆に言えば、ヤル気がなくなったら勉強しなくなる。
新年早々はヤル気があったが、時間が経つとその気持ちが薄れ、結局続かなかったということもよくある話だ。
会計士の受験勉強も同じことが言える。
今日はヤル気があったので1日10時間勉強したという日がある一方、今日はヤル気がなかったので勉強しなかったという日も出てくる。
そうすると人間楽な方に流れるので、結局続かなくなる。
受験勉強は長期間にわたるので、ヤル気で勉強するのではなく、ルーティンとして勉強を続けることが重要である。
毎日の習慣として勉強していくことが、結局は勉強時間も確保でき、合格につながっていくのではないだろうか。
メジャーリーグで大活躍したイチロー選手は、現役時代毎日カレーを食べていたことで有名である(もちろんそれ以外のルーティンもあるが)。
カレーがいいかどうかは別として、毎日同じことを繰り返していくことは決して簡単なことではない。
それができるということは、自らが掲げた高い目標を達成しようとするとき、素晴らしい才能と言えよう。