よく大学生の方から「会計士は給料高いって聞きますが、本当?」と質問をされることがあります。
ある程度「高い」と言うことはご存知でも、実際にどの程度なのかはあまり知られていないところです。
今回は、「会計士の年収」を中心にご紹介いたします。
公認会計士の年収の平均は?
会計士の年収がどの程度高いのか?…
イメージしやすくするために、一般企業の年収と比較してみましょう。
平成29年大卒(新卒)の平均初任給は月20万6100円(厚生労働省データより)で、年収にするとおよそ300万円になります。
これに対して監査法人は、大手法人の平均的な初年度年収は450~500万円程と一般企業の1.5倍くらいになっています。
さらには監査法人で経験を積んだ方の中には、5年程の勤務経験で1,000万円を超える年収となっている方もいらっしゃいます。
監査法人勤務は、初任給が高いことはもちろん、昇給率も高いと言えます。
公認会計士として独立した場合の年収は?
さらに、公認会計士は会計事務所を立ち上げたり、コンサルティング会社を起業するなど、独立できる資格でもあります。
会計事務所の場合、1事業所当たりの平均売上はなんと2億円超!
さらに、1人当たりの平均年収も1,000万円を超える程になっています。
これは同じ国家資格である税理士や弁護士と比べても高い数値となっています。
公認会計士は自分の市場価値を高くする
会計士の魅力の一つである「収入」。
単に高いということだけではありません。
そもそも監査という業務を通じて高い専門知識と経験を積み上げることで、自分自身の市場価値を上げることができる点も魅力の一つです。
一般企業の中途採用市場を見ても、多くの方は1,000万円超の年収で転職されていきます。
5~10年の監査業務経験を高く評価してくれるのです。
特に外資系金融等は最低ラインを1,500万円として採用活動をするところもあるくらいです。
いかがでしょうか?
年収が高いということはもちろん、さらに魅力的な点もおわかりいただけましたでしょうか?
会計士は収入が高く、独立・起業も可能であり、転職の際も評価が得られる、魅力満載の資格なのです。