当たり前のことであっても毎日続けるのは簡単なことではない。
だが、それこそが合格の秘訣である。
突然だが、皆さんは凡事徹底(ぼんじてってい)という言葉をご存知だろうか?
「何でもないような当たり前のことを徹底的に実践すること」という意味であり、メジャーリーグでも活躍したイチロー選手や松下電器産業(現パナソニックホールディングス)の創業者である松下幸之助さんが座右の銘としていた言葉である。
例えばイチローさんの場合、高校時代の3年間、毎日10分の素振りを365日続けていたそうである。
素振り10分はまさに基本的なことだが、それを365日続けるということは決して簡単なことではない。
まさに「凡事徹底」である。
こういった凡事徹底の努力の積み重ねにより、イチローさんは超一流のプロ野球選手となった。
会計士の受験勉強にも同じことが言えるのではないだろうか。
日々の講義や演習の復習はまさに基本的なことであるが、それを毎日続けることはやはり簡単なことではない。
また、早朝ステップに出席し演習を受けることも、実践し続けることは簡単ではない。
やはり、当たり前のことを徹底的に実践することが合格への秘訣となる。
さあ、今からでも遅くはない。
会計士試験合格に向け、受験生としての当たり前を徹底的に実践していこう。
最後になるが、5月の短答式試験(短答式が免除の方は8月の論文式試験)の願書受付が2月6日から始まっている。
勉強に集中するあまり、願書の提出及び受験料の納付を忘れないように。