平成の次の時代を担う最初の合格者となる皆さんには、ワクワクできる未来が待っている。
間もなく元号が変わり、平成が終わる。
昭和生まれの私からすると、幼い頃、明治・大正生まれの祖父母を見ていた時の様に私もこ
れから見られるのかな、そんな思いに駆られることがある。
平成の三十年間に時代も大きく変わったが、会計を取り巻く環境も大きく変わった。
たくさんの会計基準の導入しかり、試験制度の変更もその一つと言ってもいいのではなかろうか。
最近ではAIについての話題も取り上げられたりしている。
そしてこれからもますます変化のスピードは増していくことであろう。
変化が起きればそれに伴い新しい領域が広がるものである。
これまで全く関係のなかったこともそれが公認会計士の専門分野と大きく関わりを持つこともあるだろう。
また、AIにまかせることでより効率的に仕事ができるようになれば、空いた時間を活用して自ら変化を求めていくこともできる。
これから公認会計士の道へと進む皆さんには、是非、新しい領域へも果敢に挑戦してほしい。
奇しくも皆さんは次の時代の最初の合格者となる。
次代の自分を想像し、公認会計士の先の未来をワクワクしながら、すぐそこに迫った直対期を戦ってほしい。
戦い抜いたその先に、『公認会計士になる』という夢の実現と、更なる大きな夢が待っている。
ワクワクできる未来はすぐそこまで来ている。