思うように成績が伸びずに悩んでいる人もいるだろう。
そんな時は、間違えた分だけ新たな知識が蓄えられると気持ちを切り替えて、楽しみながら進んで欲しい。
孔子の言葉に
「これを知るものは、これを好む者にしかず。これを好む者は、これを楽しむ者にしかず」
という言葉がある。
日本の「好きこそものの上手なれ」という諺と同じ意味である。
最初は知る者が勝っているかもしれない。
しかし、それはやがて好む者に敗れるようになり、好む者は楽しむ者には勝てなくなっていくという意味である。
人間に関する深い知識が語られていると思わないだろうか。
楽しむ心は、飽きることを知らず、しくじっても、しくじっても挫折しない。
楽しむ心のエネルギーが好む心のエネルギーよりはるかに豊富なのではないだろうか。
受験生の皆さんには孔子の言葉のような楽しむ心を持って勉強を進めて頂きたい。
ステップ答練が始まり、思うように成績が伸びず、悩み苦しんでいる受験生もいるであろう。
答練からから逃げ出したい気持ちになっている受験生もいるであろう。
しかし気持ちを、考え方を切り替えて頂きたい。
間違えた分だけ新たな知識が蓄えられる。
その分だけ合格に近づくのである。
新たな知識を蓄えることを喜びに感じて日々勉強を進めて頂きたい。
そうすることで勉強を楽しむことができるのはないだろうか。
勉強を楽しめば必ず、成績が伸び、合格という栄冠を獲得できるであろう。