Q 講師になったきっかけは?
大原で学習をし、2003年に合格をさせていただきましたが、いわゆる監査法人就職氷河期。
いろいろありまして、一緒に合格をした仲間とともに、喫茶店で就職についてもう一度考えました。
合格した年、それまでとは異なり、大原の講師に様々なご質問をしました。
そのおかげで「合格をしたなぁ」「合格発表、うれしかったなぁ」と考えているうちに、講師になって感動を共有したい、と思うようになり、縁あって入社させていただくこととなりました。
「あのCMもやってる大原でしょ〜!」と、両親も大変喜んでくれました。
その後、講師をしながら監査法人に非常勤、常勤で働かせていただきました。
様々な業種をみることができて、良い経験でしたが、会計士業界の入り口に携わりたいと、今は講師一本とさせていただいています。
Q はじめての講義は?
模試の成績がとりわけ良かったわけでもなく、それ以前に人前で話した経験なんて全くありませんでした。
そんな私に対して、管理会計論の知識だけでなく、腹式呼吸から、チョークの持ち方まで、じっくりと教えていただき、迎えたはじめての講義は6名のご参加でした。
講義をしてうなづいていただいたり、ご質問にお答えし、「そっか〜!」と言っていただいたときの喜びは今でも覚えています。
Q 趣味は?
学生時代は鈍行で北海道、九州、四国に行って車中泊したり野宿したり、お祭りも好きなので東北に行ったり。
スポーツ観戦、特に野球や格闘技が大好きです。
音楽も昔はJ -POP一色だったのですが、オーケストラに所属したときからクラシックの魅力にも取りつかれています。
何気に和歌や俳句も好きで、百人一首も全部覚えていたのですが…今は…。
Q 講師として心がけていることは?
管理会計論という科目は、計算練習も必要ですし、問題のおかれた状況を想像することが非常に重要です。
すこしでもイメージしやすいように、嫌いにならないでいただけるように、講義や教材作成に取り組んでいくことを心掛けています。
Q 受験生時代に苦労したこと
私の受験時代は、5月短答式、7月論文式の一発勝負(免除制度なし)でした。
4月1日に財務諸表論(今の財務理論)の講義を受けるべく、家を出発し、テキストいっぱいのカバンを持ちかえたときに、腰に稲妻が走り、電車にのって椅子にすわったとたん、凍るように腰から下が動かなくなりました→入院(家族以外、誰も信じてくれなかったなぁ)。
椎間板ヘルニアと診断され、約1週間入院し、その後も椅子に長時間座れず。
めちゃくちゃ焦りましたが、「逆に、基礎だけはしっかりやろう」となり、その年に合格。
入院していなかったら、細かいところまでやっちゃっていたかもな、と今ではとらえています。
受験生への応援メッセージ
将来の可能性は無限です。
合格という光の射す方へ、自信を持って前進してください!
前へ、前へ!