Q 講師になったきっかけは?
大学卒業後に一度会計事務所に就職しました。
しかし数年後に退職し、大原税理士講座に入学しました。
その後科目合格を重ね会計業界に戻るつもりでいたところ、当時の担当の先生より講師にお誘いいただいたことがきっかけです。
多くの方々に支えていただきながら、時にはご迷惑をお掛けしながら、ここまでやってこられました。
Q 熱い講義ですよね?
いろいろな方からそのように評価していただけるのは非常にありがたいのですが、それは単に緊張しているだけです。
焦る気持ちから、熱のこもった暑苦しい話し方になっているだけです。
何年経っても慣れません。
ただ、講義を聴いていただく皆さんに対して真摯でありたい、という気持ちは常に持ち続けています。
Q 好きな言葉は?
いろいろありますが、最近は自分を律する言葉として「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」偉大なる野球人、野村克也氏の言葉です。
負けたからには必ず原因があるはずだからその原因を克服して成長せよ、と解釈しています。
もうひとつありまして「最後に勝てばいい」日本が世界に誇る蹴球人、本田圭佑選手の言葉です。
どんなに負けが続いてもあきらめずに勝利に貪欲であれ、と解釈しています。
それぞれ江戸時代の剣術の達人や戦国武将の名言が元のようですが、合格という名の勝利を手にする私たちにとって、どちらも含蓄のある言葉だと思われます。
Q 趣味は?
これが皆さんの一番知りたい内容かもしれませんが、残念ながら特にこれといった趣味はありません。
しかし、復活させたい趣味はあります。
バイクライフです。
こう見えて私、大型自動二輪車免許を持っています。
二十代前半のまだ若かった頃、将来おっさんになって○ーレーに乗りたくなった時に備えて限定解除(当時の唯一の方法)しました。
そして時は流れ、めでたくおっさんにはなれたものの、ハー○ーなんて夢のまた夢、見事に持ち腐れています。
でも近いうちに夢は叶えたいものです。
Q 講師として心がけていることは?
ひとつは、平易な言葉で説明することです。
難しいことを難しく説明しても意味がありません。
難しいことでもその本質をしっかりと理解していただけるように、簡単な表現を多用することで工夫しながら講義をしています。
もうひとつは、皆さん一人ひとりに思いを込めて問いかけることです。
例えば、映像通学講座で学習されている方、通信教育講座で学習されている方など離れている皆さんに対しても「一人じゃない、大原が付いている、福田が付いている(暑苦しいかもしれないけど)」という気持ちで講義をしています。
Q 合格する人はどんな人?
私が着目する点は、修正能力です。
どんな人でも壁にぶち当たります。
失敗もします。
しかし、そんな中でも結果を出せる人は押し並べて修正能力の高い人である、と私は考えています。
失敗した原因は何か、同じ失敗を繰り返さないためにはどうすればいいか、という気付きにより素早く正確に軌道修正する力です。
合格する人は、その修正能力を必要に応じて発揮しています。
そして私は、誰でもその修正能力を高めることはできると思っています。
気付くことができれば、あとはそれを実行するだけですから。
受験生への応援メッセージ
過去があるから、今があります。
今があるから、未来につなげられます。
そして未来はこれから自分の手で作れます。
自分の努力と蓄積を信じて、そしてそこからまた一層の努力を重ねて、いい未来を作りましょう。