本試験が迫ってきた。
ここまでの過程が順調であろうとなかろうと、合格するのは最後まで努力を続けた者である。
令和4年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験まで残すところあとわずかとなった。
本試験を目前に控え、短答受験生は様々な思いを抱いていることだろう。
現在の学習状況がどうであれ、本試験当日まで合格を勝ち取るという強い意思で学習し、目の前 の試験から逃げずに全力を尽くしてほしい。
試験の直前まで実力は伸び続けるのだから。
もし、自らの合格可能性に自信が持てず、目の前の試験を避けて第Ⅱ回短答式試験に臨もうと考えているならば、その考えはすぐに改めてほしい。
「努力は裏切らない」という言葉があるが、この言葉の真意は「できる限りの努力を積み重ね た先に良い結果がもたらされる」ということだと思う。
目の前の目標かり逃げるということは、いままでの努力を放棄することだ。
一度でも努力を放棄してしまったら、次の試験に向かうにしてもゼ口からの積み上げが求められるだろう。
もし、学習上の不安を抱えているのであれば、講師を頼ってほしい。
皆さんの現状を分析して、本試験に向けてのベストの方策を示してくれるはずだ。
また、できる限りの努力の先に合格があるということは、いま順調に学習を続けている方も同様である。
童話「うさぎとかめ」の例を持ち出すまでもなく、ちょっとの油断で追い抜かされる。
本試験までに残された時間を合格のために尽くした者にだけ、努力の成果がもたらされる。