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8月の論文式試験に臨むにあたって、受験生それぞれ置かれた状況が違うであろう。

だが、合格に向けて、短答免除の方、12月短答で合格している方、5月短答を受けなければならない方、全てに共通して求められているのは、最後まで全力を尽くすことである。

東京オリンピック開幕まであと半年を切り、3月からは聖火リレーもスタートする。

オリンピック出場が決まっている選手は当然この夏の本番に向けて計画的に調整しているところだろうし、これからオリンピック出場を目指す選手はまさにその目標に向けて最後の追い込みに入っている時期だと言える。

一見すると、すでに出場が決まっている選手の方が、本番でメダルを取るなどいい結果が出せるのではと思われがちだが、オリンピック出場がすでに決まっているからといって、これからオリンピック出場が決まる選手よりも本番でいい結果が出せるかというと、そうとは限らない。

公認会計士試験合格を目指している皆さんにも同じことが言えると思う。

すでに前回12月の短答式試験に合格した方や昨年論文式試験まで進んでいた短答免除の方は、論文の学習に専念できるのだが、準備期間が長いからといって論文式試験に必ず有利であるという訳ではない。

逆に5月に短答式試験を受けなければいけない方でも、そのまま8月の論文式試験に合格する方はたくさんいる。

ここで重要なことは、自らの現在の状況を認識し、合格に向けて自分がやるべきことを継続的にしっかり実践していけるかどうかだと思う。

それができれば、夏の本番でいい結果が出せるのではないだろうか。

アスリートでも会計士受験生でも、その点は共通だろう。

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