誰しもピンチを迎えることがある。
だが、そんな時こそ逃げないで自分を見つめ直して欲しい。
成長する絶好の機会なのだから。
ピンチはチャンスをはじめ、失敗は成功のもと、災い転じて福となすなど、ネガティブな状況をポジティブに捉える言葉が多数ある。
きっと人間は昔から様々な窮地を乗り越えて成長し、物事を前向きに考えることの重要性を実感してきたのだろう。
誰しも耳にしたことのある言葉だと思うが、改めてその意味を確認してみると、ピンチは〝追
い詰められた苦しい危機的状況〞で、チャンスは〝何かをするのに良い機会〞である。
つまり、苦しい危機的状況は何かをするのに良い機会になることを説いている。
そしてここでいう何かとは、これまでの習慣を打ち破って新たな視点や発想で今まで出来なかった事に取り組むという、変化を指すのだと考えられる。
この変化はいつでもできるが、普段の生活ではなかなか踏み切れない場合が多い。
危機的状況が変化を後押ししてくれるということだ。
したがってピンチの時には、目を背けずに向き合うことが大切である。
そして自分がどうなりたいか、自分に何ができるかを考え、時に周りに相談しながら何をやるべきかを見つけ、あとはやるべき事を実行すればよい。
さらにその真摯な姿勢は周りに評価されることにも繋がるだろう。
公認会計士を目指す受験勉強中、また試験合格後に公認会計士として活躍する時にもきっと大小幾多のピンチが待ち受けていることだろう。
皆さんはぜひそのピンチをチャンスに変えて成長し、未来を切り開いて欲しい。