短答式試験が迫ってきた。不安になっている人もいるかもしれないが、悪いことを想像するのはやめよう。
そんなときこそ目標を達成した自分を思い浮かべてみよう。
今年2月に日本に大きな感動と興奮をもたらした平昌冬季オリンピックがあったことは我々の記憶に新しい。
今大会で日本は金メダル4個を含む、史上最多となる13個のメダルを獲得するという大活躍を見せてくれた。
特に羽生結弦選手が4回転ジャンプを成功させた瞬間、私もテレビの前で大きな歓声を上げた。
私はここで「メダリストたちの栄光の陰には絶え間ない努力があるのだ」という風な分かりきったことを述べるつもりはない。
ここでは短答式試験を目前にした受講生諸君に、オリンピック前にメダリストが実践した、ある行動を紹介したい。
例えば羽生結弦選手はイメージトレーニングをとても大事にしており、会場に行くまでの移動時間ずっと4回転ジャンプが成功するイメージをしていた。
会場入りするフライトの中で目を閉じて、良いイメージのみ描き、そのまま睡眠に入りジャンプを跳ぶシーンを延々と繰り返し、そのすべてを跳べていたと語っている。
目標を達成したベストな自分を思い浮かべてみよう。
そこから現在自分が超えないといけない問題を浮き彫りにさせ、問題解決の具体的な方法もイメージできれば最高だ。
もちろん、できない自分はイメージする必要はない。
今は短答式試験を目前にして緊張していると思うが、できるだけ良いイメージを描いてみよう。
この時期を乗り越えることができれば、その先には栄光が待っているだろう。
日本選手団の次は受講生諸君が友人や家族に大きな感動と興奮をもたらす番だ。