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短答式本試験が近づいてきた。

受験生がスランプに陥ることが多い時期である。

数あるスランプ脱出法の中で、最善といえる方法は、ただひたすら勉強に没頭することである。

毎年、短答式本試験が近づいてくると、スランプに陥ってしまった受講生から、悩みの相談を受ける回数が増えていく。

例えば、

「いくら勉強しても答練で思うような結果が出せないのはなぜか」

「私の能力では合格レベルまで到達することができそうもない」

「得意科目と思っていた科目で点数が思うように取れない」

「私にはこの受験勉強が向いていないようである」

……等。

過去の合格者達の中にも同じような悩みを抱えスランプに陥っていた人が数多くいた。

彼らは勉強方法を見直してみたり、気分転換の方法を工夫してみたり、講師や仲間達にアドバイスを求めてみたりしながら、スランプからの脱出を試みていた。

スランプからの脱出方法には様々な方法が存在するが、過去の合格者から話を聞いた中で最も多かった方法が、

「あれこれ考えずに勉強だけに没頭し、ただひたすら努力を継続すること」

であった。

公認会計士の受験勉強においては、努力していても点数が伸びない時期が必ず訪れる。

それは、まだすべての学習範囲の内容を完全にマスターできている訳ではなく、苦手分野も残っているからである。

したがって努力を継続することこそが最も効果的なスランプ脱出法になるのである。

苦しいのはライバル達も同じである。

苦しいときこそ、勉強に没頭してスランプを乗り越えていって欲しい。

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