夢を叶えるためには、環境も大きな要素の一つ。
自分がなりたい姿をしっかりと思い描いて、より実現の可能性が高い場所を作り出そう。
最近の朝の楽しみは大谷翻平選手のホームランのニュースだ。
豪快なホームランを放つ姿を見ると爽快感もあり、同じ日本人として誇りに思う。
毎日これだけの活躍をしていると、強豪球団も獲得に乗り出し、大谷選手のFA獲得へ用意する金額は数百億円超えなど夢のようなニュースも飛び交い、メディアが騒ぎ出している。
メジャーリーグ挑戦の時に大谷選手が「大都市の強豪球団」は選ばず、「小規模都市の球団」にこだわったのは興味深い。
メジャーでも本格的な二刀流の選手は皆無で、レベルの高いメジャーで本格的な二刀流を貫ける保証はどこにもない。
辛抱強く使ってもらうことが大前提だっただけに、すぐに結果を求める「大都市の強豪球団」では見切りをつけられるかもと危倶したからだ。
私が感じたのは、大谷選手が、自分のことをよく理解して、自分が一番活躍できる可能性のある環境を自ら作っているということ。
普通の考えなら、強豪球団からオファーがあれば、そちらに興味を示すようなものだが、大谷選手は違った。
自分のことをよくわかっていて、自分が一番活躍できる可能性のある場所を自ら作った。
その結果、大谷選手は、唯一無二の存在として大活躍している。
論文試験が終わると監査法人の就職説明会がすぐに開始するが、就職活動でも同じことが言える。
どの法人を選ぶかは、自分次第、通常であれば大手を選びがち。
大手を選ぶことは問題ないが、そこで自分は活躍できるのか?将来どのような公認会計士になりたいかという軸を持つこと。
自分をよく理解して、自分が成長できる、活躍できる可能性のある場所を作ることが大切だ。