目的意識を持ち続け日々計画的に進めることで、時間は過ぎていくものではなく積み重ねていくものとなる。
今年2020年は「時の記念日」が制定されてから100年目の年だそうである。
今から100年前、当時の人々に対し、時間を守り、生活改善・合理化を図ることを呼びかけ、時間の大切さを意識してもらうため、制定されたとのこと。
受験勉強において、時間を守り時間を意識することは、学習計画を前に進めていくためには必要不可欠なことである。
合格するには○○時間、この科目を習得するには□□時間が必要といったさまざまな情報が飛び交うが、自分が立てた計画を実行し、日々積み重ねてきた時間が合格に必要な時間ではないだろうか。
時間を大切に使うため、計画をより良くしていく効率的なデータの一つは自分が解いた答練等の結果であり、これをその都度活かし、内容の積極的な見直しをおこなうことで、最適な計画に更新され続けていく。
また、一日24時間という限られた中で、隙間時間を学習時間として有効活用することは、例え一回あたりが10分であったとしても、それを続けることで着実に成果として表れてくる。
意識して守り、積み重ねてきた時間は公認会計士試験に合格するため、やり抜いた証(あかし)であり、これを試験前に振り返ることで「これだけやってきたから、大丈夫!」と揺らぐことのない自信を与えてくれる。
日々、試験までの残された時間は減っていくが、その分積み重ねた時間は必ず増えていく。
この自信は、気持ちを落ち着かせ、積み上げてきた実力を当日に遺憾なく発揮させてくれるはずである。