試験に合格して得られるものは資格だけではない。
自分に対して自信を持てるようになる。
これは社会人にとって大きな財産である。
先日、公認会計士として活躍している元受講生の方と飲みに行く機会があった。
受験生のころの笑い話や、いまの仕事内容についていろいろ話が弾む。
多様な体験ができる公認会計士という資格の魅力を語りつつも元受講生の方が次にこのような話をした。
「公認会計士試験に合格し、資格が得られたことはもちろんプラスになりましたが、もっとも役に立っているのは、この難関試験を突破したことで得られた自分に対する自信です。日々仕事の中でいろいろな壁にぶつかることもありますが、『大丈夫!あの試験も突破したのだから今度も必ず乗り越えられる!』という自分に対する自信こそが、この試験に合格して得られた一番の財産です」
日々出会う公認会計士の方々は非常にしっかりした魅力的な方が多いと感じるが、その背景には、やはりこういう自信があるからだろうか。
そのようなことを思いつつ、二軒目へと場所を移し夜はさらに更けていく。
受講生の方との出会いは、最初は「先生」と「生徒」かもしれないが、合格すると同じ社会人同士「友人」としての付き合いが始まる。
これは非常に楽しく講師業のひとつの醍醐味であると思う。
みなさんもぜひ、早く「友人」になって頂きたいと思う。
なお、その際は「友人」なので支払は「割り勘」になることをご了承頂きたい・・・。