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たった一度の間違いを恐れることはない。

恐れるべきなのは同じ間違いを繰り返すことである。

間違えた原因を正しく追究して正解できる数を増やして行こう。

失敗は成功の基。

よく聞く諺である。

失敗は成功に繋がると言うことではあるが、この成功に繋げるためには大事な要素が必要である。

それは、失敗の原因を追究し、反省・改善する姿勢である。

言い換えれば、この姿勢がなければ同じ失敗を繰り返してしまい、成功には繋がらないということになる。

試験勉強でも同じことが言えるのではないか。

何度解いても間違えてしまうとよく相談を受ける。

では、間違えた理由は何だったのかと聞くと、大概は答えが曖昧であったり返ってこなかったりする。

解答解説を見ただけで納得してしまい、間違えた原因までは追究できていないのである。

間違えた原因が解っていないからこそ、同じ間違いを繰り返してしまい、一向に正解に繋がらないのだ。

原因を解明し改善しないから、何度解いても結果は同じなのである。

これでは、なかなか合格には辿り着けない。

間違うことはいつか必ず正解に繋がる。

だから間違うことを恐れる必要はない。

恐れるべきなのは、同じ事で繰り返し間違えてしまうという事実なのである。

同じ間違いを繰り返さないように、間違えた原因を確実に正していく。

正すことを繰り返すことが大事なのである。

本番までにどれだけ間違うことができ、原因を正しく追究できるか。

これも合格するための一つの要素であることを知って、諦めることなく勉強に励んで欲しい。

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