こんにちは。管理会計論担当 柳沼です。
ステップ答練Ⅰ第10回についてのポイント解説となります。今回から管理会計の範囲が入ってきました。管理会計の範囲も原価計算と同様、攻略法がありますので、それを踏まえつつ解説していきます。
1.CVP分析
CVP(C)分析の論点は次のとおりです。
攻略法は簡単!
・1個当たりP/Lを作ろう(販売量がわからない問題は総額でOK)これだけ。
※販売価格、変動費、限界利益は単価が一定(=比率が一定)、固定費は総額が一定であることを利用して計算する。
問題2で確認してみましょう。
問題3の複数製品の場合でも同じ。
・まずは1個当たりP/Lを作成する。
・次に販売量比率を一定なら、単位の個に着目して合計。
・売上高比率一定なら、単位の円に着目して合計。
問題6の全部原価計算のCVP分析は、別法で解答できれば大丈夫です。
最後に穴埋め問題を解いてみましょう。
・原価分解
勘定科目精査法とIE法 どちらが過去の実績に基づかない方法?(IE)法
高低点法とスキャッターグラフ法 どちらが正確性に劣るのは?(高低点)法
・キャパシティコスト を分解すると次の通り。
→(コミテッド)コスト
→(マネジド)コスト をさらに分解すると次の通り。
→(ポリシー)コスト
→(オペレーティング)コスト
なお、穴埋め問題中の(答え)内は白文字を入れていますので、ドラックして反転させることで答えを見ることができます。