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こんにちは。管理会計論担当 柳沼です。

ステップ答練Ⅰ第13回についてのポイント解説となります。

今回は各問を解くに当たって何を理解し暗記しておくべきかを確認しておきましょう。

原価企画

・原価企画とは、(企画)・(設計)といった製品開発の(源流)において、企業の関連部署の総意を結集して原価を作り込むことにより、競争優位の獲得を意図した戦略的な管理手法である。

・原価企画は(マーケット・イン)の思考 ⇔ プロダクト・アウト

・目標販売価格-目標利益=(許容原価

・現在の製造技術水準と方法を前提としてその製品を製造するために要する原価=(成行原価

・目標原価の設定方法 (控除(差額))方式、(折衷(統合))方式、(加算)方式

・VEの式 (価値)=(機能)÷(原価

・ティアダウン (ベンチマーキング)の一種

・(職能横断的)なチームによる製品開発では、前後の開発ステップが互いに重なり合ったりする方式を採用している。これを(ラグビー)方式や(オーバーラップ)方式と呼ぶ。 ⇔ バトンタッチ方式

・部品開発をサプライヤー自身が実施し、完成品メーカーの承認を得て部品を製造するメーカーを(承認図)メーカーと呼ぶ。 ⇔ (貸与図)メーカー

・原価企画にはサプライヤーの疲弊等の課題いわゆる原価企画の(逆機能)が存在する。

ABC

・資源を活動に割り当てるドライバーを(資源)ドライバーと呼ぶ。

・活動に集計されたコストを原価計算対象に割り当てるドライバーを(活動)ドライバーと呼ぶ。

・製品に関連した活動の区分 (製品単位)レベル、(バッチ)レベル、(製品支援)レベル、(工場支援)レベル

・内部相互補助とは、実際に手のかかる多品種少量生産品には(少ない)原価が配賦され、大量生産品には(余分な)原価が配賦され、歪んだ製品原価が算定されてしまうというもの

・ABCにより内部相互補助が解消され、その結果、製品の正確な(収益性)が判明する。

ABM

・付加価値活動と非付加価値活動の識別 (活動)分析

・活動の原因を分析し、対策を講じる (業務コストドライバー)分析

・活動が効率的に実施されているかを測定し、目標値と実績値とを比較 (業績)測定

なお、(答え)内は白文字を入れていますので、ドラックして反転させることで答えを見ることができます。

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